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カナダ留学のウエストコースト

カナダ留学を通じて新しい自分と出会いませんか?

美和からの手紙 第2章 サンシャインプロジェクトを開始してから今

サンシャインプロジェクト7年間の成果

「人の可能性って素晴らしい」

サンシャインプロジェクトは、カナダの小さな町で生まれた小さなプログラムです。不登校、引きこもり経験のある方が社会復帰するためのステップとして作られました。不登校、引きこもり期間は人それぞれです。数年の人もいるし、10年 20年ぐらいの人もいます。 ウエストコーストは年齢制限がないので、どなたでも歓迎しています。もちろん、ある程度状態を確認することは必要ですが、英語を勉強してみたい方、カナダに行ってみたいなって気持ちがある方であれば良いです。英語を勉強することは平等なんです。アルファベットから始めた学生さんもいます。

今7年間を振り返って思うのは、「人の可能性って素晴らしい」の一言です。
参加者90%の方々が回復しています。進学したり、仕事についたり、技術を身につけたりと、すばらしい人材の宝庫です。実に優秀な人も多く、気持ちが優しい人、複雑な家庭環境、学校環境、社会環境の中でも精一杯生きてきた強さをもっている人達との素敵な出会いを経験してきました。

私達の出会いは、メールからのお問い合わせ、ご協力してくださる心理士の先生や、自立支援センターのスタッフの方々からの紹介からはじまります。多くの場合最初お会いする時は、口数の少ない方々も多いです。

カナダを舞台に、自分のことを振り返りながら、新しい知識を増やしながら、素敵な出会いや経験を通じて、自分を取り戻していきます。

回復のステップを紹介すると、大きな軸は以下のステップです。

  1. カナダの価値観にふれ、自分の価値観を柔軟にすること
  2. サンシャイン三つの柱を通じて、孤独を癒しながら、つながりを増やすこと
    三つの柱は心理サポート、才能教育、コミュニケーション力の向上です。
  3. 最終目標は、自分の才能を活かして、理想のライフスタイルをみつけ、社会貢献を目指すこと

サンシャインプロジェクトがはじまって7年が過ぎました。最初は、シャイな学生さんが、今では普通に進学したり、仕事をしたりしています。後輩をつれて食事に行ったり、オフィスで冗談を言って笑ったり、恋愛をしたり、進学したり、仕事についたり、ウエストコーストのお手伝いをしたり。

そんなみなさんの笑顔をみているだけで、このプロジェクトをやっていて本当によかったって思います。一人一人が主人公。みんなが、自分なりの幸せを見つけてくれたら、それでいいかなと。色々な事情はあるかもしれないけど、知識を増やすこと、経験を増やすことは本当に将来のためになります。人の才能って素晴らしい。まるで映画をみているようです。

現在、日本でたくさんの若者が行き詰まっていると聞き、大変残念です。きっと能力が高い方もたくさんいらっしゃると思いますし、人として大変素敵な人も多いことと思います。

その背景にある社会問題についてお話します。競争社会が引き起こしている孤独が原因だとしたら、つながりを増やすことが回復へのキーワードです。みなさんは、孤独を感じたことはありますか?

美和からの手紙 第2章 サンシャインプロジェクトを開始してから今

美和が大学で学んだ社会問題についての研究&留学体験記