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美和が大学で学んだ社会問題についての研究&留学体験記

美和の留学体験記 カナダ留学記 ~カレッジ時代~

カナダに到着して、まずはホームステイ。当時入学したカレッジには、語学のクラスは1つしかなくて、英語ができる人もできない人も一緒に勉強しました。私はもちろん全然英語はできませんでしたから、きっとビリだったと思います。私のカナダ留学は、そんなスタートでした。

性格的に、ビリから始める勉強は意外に合っていたように思います。変なプレッシャーもないですし、カナダの先生は自分の長所を見てくれるのがわかりましたし。とても褒め上手で、嫌味を言ったり、意地悪された記憶は全くありません。

英語の成績がなかなか上がらなくて苦戦しましたが、一生懸命頑張って、追試を受けながら、何とか普通のカナダ人の学生が取るクラスの受講ができるようになりました。

ここまで来るのに約半年。1992年2月のことです。

カナダ留学当初、私がなりたかった職業は正義の味方です。きっと、それは自分が誰かに助けてほしかった気持ちの現われだと思うのですが、当時の私は婦人警官を目指していました。私が通っていたカレッジには、カナダで婦人警官になるためのプログラムがあったので、それを受講しました。

私が一番びっくりしたのは、なんと、大人がたくさん授業を受けていることでした。クラスの半分以上は、30歳以上。時には子供を連れて授業を受けに来たり、休み時間に仕事に戻る人がいたり、妊娠中の人もいたり。あ、そういえば、おじいちゃんもいましたね。

カナダでは、年齢は本当に関係ありません。年齢、職業、性別、国籍、身体障害に関わらず、一人ひとりが自分のやりたい勉強を自分の生活に合わせて勉強することができます。

普通のコースを取るに当たって、英語のテストをギリギリでパスして入学した私は、本当に不安な気持ちがいっぱいで、しかも失敗したくないという変なプレッシャーで、精神的にイッパイイッパイでした。

そんなときに便利だったのが、勉強のやり方を教えてくれるクラスでした。私が通っていたカレッジでは、全員が必ず取らないといけないクラスの中に、勉強の仕方を教えてくれるクラスがあったんですが、予習復習の仕方、暗記の仕方、ノートの取り方、テスト勉強の準備の仕方、レポートの書き方など、私が知らない勉強方法などを丁寧に教えてくれました。

このクラスがとにかく私的にはヒットで、教わったとおりに勉強したのを今でもはっきりと覚えています。(笑)高校生の時にこういったことを教えてくれる人がいてくれたら、私の高校時代はもっと明るいものだったのかも知れないのに、と思いながらも、すごく嬉しかったです。

カナダの大学には、個別指導というシステムがあります。どうしても今現在自分が勉強している内容がわからなければ、そのシステムを利用することができます。勉強方法の相談にのってくれる、とても優しいカウンセラーも常時いるので、相談に行く環境がかなり整っていました。

カナダでは、生活そのものや勉強に関して苦戦している人へのサポートを充実させています。良い成績がどうのということではなくて、とにかく卒業することが大切なんですね。学生一人ひとりが将来自立していけるように、必要な知識や技術を身につけていくことができるように、教育環境をしっかりと整えてあります。人より良い成績を修めることより、本人自身がきちんと実力をつけていくことに重点を置いています。

カレッジコースの中で、最も苦手だったのはコンピューターです。当時まだWindowsというものはなく、MS-DOSというシステムでしたが、全ての論文提出はワープロでタイプしたもの以外は受け付けてくれません。キーボードなんて打った事も全くない私。英語もロクにできないのに、さらにコンピューターまで!

どうしようかと途方にくれていたら、クラスメイトのおじいちゃんもタイプができないということを知りました。タイピングを練習するために、2人で夜間コースに通おうということになりました。

1週間に2回ほど、いつもそのおじいちゃんがホームステイ先まで送り迎えをしてくださいました。私にとってはエンジェルです。今でもあの笑顔の素敵なおじいちゃんのことは忘れられません。ジョークが好きなおじいちゃんで、いつもクラスを笑わせていました。

年齢の違う人が、それぞれの目標のために一緒のクラスで勉強することはとても新鮮でした。色々な職業を持っている人、色々な理由があって学びに来ていたんだと思います。中には車イスの人もいましたが、カナダの州立の大学では車イスの人が誰の手を借りないでも、自由にキャンパス内を移動できる仕組みになっています。

英語が上手くできなくて大変でしたが、そういった人達の中で生活していたおかげか、勉強だけでは得られない何かを学んだ気がします。あまり上手く言えませんが、

色々な人が、自分のペースで、助け合って、それぞれの目標に向かって勉強を共にする

んです。何だか素敵なんですよね。その空間が。

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